カンブリア宮殿 「金沢まいもん寿司で北陸の幸を堪能!」

カンブリア宮殿【100円系では体験できない!高級路線のグルメ回転寿司チェーン】

2022年11月24日放送  テレビ東京
村上龍 小池栄子

『金沢まいもん寿司』という寿司屋は、北陸の幸を堪能できる極上のネタを提供しているようです。
この寿司屋は、横浜市にある店舗はいつでも大盛況で、週末には一日700人もの人々が訪れるそうです。
創業は1999年で、石川県金沢市が本店の所在地ですが、首都圏にも進出し全21店舗が存在しています。

このお店はグルメ回転寿司として知られていますが、値段は1540円までのお皿があり、客単価は低価格回転寿司チェーンの2倍ほど高いようです。
しかし、北陸産の絶品ネタを味わいたいという人にとっては、少々高くても食べる価値があるお店と言えるでしょう。
ここでは、北陸ではめったに出回らないネタの一つである「がすえび」を生で提供しており、他の回転寿司店とは異なり、職人が手作業で魚をさばいているそうです。

また、ネタだけでなくシャリにもこだわりがあり、石川県産の米を数種類ブレンドしているのだとか。
お酢にも石川県の老舗が関与し、オリジナルの調合を行っているそうです。
客層は主にファミリー層で、プチ贅沢を楽しむ人々に人気があるようです。

そして、このお店の拠点である石川県金沢市は、近江町市場を中心に数多くの寿司屋が軒を連ねている地域で、金沢市民の寿司に対する年間支出額は日本一と言われています。
本店では他では味わえない珍しいネタが楽しめるとのことで、たくさんの人々が満席の待ち時間を覚悟して訪れるそうです。
そこでは、高級魚の「なめらや」や「ほうぼう」など、希少な魚も味わうことができるようです。

『金沢まいもん寿司』の本社は住宅街にあり、外観はログハウスのようなデザインだそうです。
このお店の社長である木下孝治さんは、一級建築士の資格を持ち、かつて工務店を経営していた経歴を持っています。
しかし、43歳の時に突然回転寿司店を創業したそうです。

木下さんがこだわったのは店舗のデザインで、店内は加賀の伝統的な作りになっており、赤いベンガラと黒い輪島塗を組み合わせているそうです。
「金箔をイメージする菜食」も施されているそうです。
この『金沢まいもん寿司』が成功してきた理由の一つに、仕入れ力が挙げられます。

仕入れ部の岡林さんが金沢市中央卸売市場に出向き、競り落とされた魚を仕入れることで、良質な魚を提供しているそうです。
こうした努力の結果、売上は過去10年間でほぼ右肩上がりとなっているのだとか。
金沢まいもん寿司は、北陸の幸を味わいたい人にとっては必見の店舗のようです。

高級感のある雰囲気と上質なネタ、こだわりのシャリとお酢など、トータルで満足度の高い寿司を提供しているお店と言えるでしょう。