カンブリア宮殿 「注目の家具店!お得な価格と高品質で人気急上昇!」

カンブリア宮殿【家庭を素敵空間に 逆境の家具店が大逆転 3代目の格闘】

2022年5月12日放送  テレビ東京
村上龍 小池栄子

「LIVING HOUSE」は急速に成長している家具店で、横浜市のベイクォーター店は魅力的な雑貨が豊富に揃っています。
さらに、店内にはカフェも併設されており、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
この店の特徴は、高品質でありながら値打ちがあることです。

家具は30回の分割購入が可能で、月額約6000円から購入できるため、多くの人々に人気です。
最も注目されている点は、部屋の悩み解決です。
リビングハウスでは、3Dソフトを使用して顧客の要望に応えます。

従業員の杉山さんは、顧客の部屋を3Dで再現し、最適な家具の提案を行います。
また、価格も考慮しながら、部屋のコーディネート方法を教えてくれます。
この部屋の悩み解決の戦略が功を奏し、リビングハウスは急速に拡大しています。

現在は東京近郊のショッピングモールなど、全国に31店舗展開しています。
さらに、福岡県の三井ショピングパーク ららぽーと福岡にも新たな店舗ができました。
リビングハウスは創業80年の老舗企業で、一時は低迷期を迎えていましたが、部屋のトータルコーディネートという新たなアプローチで反転攻勢に成功し、新しい業態を確立しました。

また、家具と並行して高級冷蔵庫の販売や家電量販店との提携も行っています。
さらに、ドイツのブランドKAREとの独占契約を結ぶなど、価格競争にとらわれない戦略でファンを増やしています。
リビングハウスが重視しているのは家具作りです。

機械化が可能な工程は徹底的に機械化し、使い心地に影響を与える工程は手作業で行っています。
これにより、高品質の家具をお値打ち価格で提供できるのです。
北村社長は、リビングハウスの店舗に入って来た顧客に対して、口頭で部屋の間取りを伝えると、その間取りを再現できると説明しています。

また、リビングハウスは単なる家具店ではなく、家電などのアイテムも取り揃えており、部屋全体をコーディネートしていくことができます。
また、おしゃれな空間とそうでない空間の違いについて問われた際、北村社長は、自分自身がその空間で心躍るかどうかが重要だと述べました。
さらに、良い商品とはデザイン、価格、品質のバランスが良いものであり、多くの人に利用してもらうためにはそのバランスを重視した商品開発を行っていると説明しました。

リビングハウスが提供する分割購入サービスについては、商業施設に店舗を構えていることが多いため、ふらっと訪れた顧客にも商品を購入してもらえるようにと考えた結果だと説明されています。
価格を抑えるための方法としては、値付け会に参加し、お客さんが価値を感じ、興味を持ってくれるかどうかを電卓で確認すると説明されました。
リビングハウスは、多くの個々の要素を大切にしながら、実際に部屋を再現することやアイテムを提案することで顧客の満足度を高めています。

その結果、急速に成長し、新しい市場を開拓しているのです。