カンブリア宮殿【一芸家電でヒット連発 躍進の秘訣はメーカーと卸の二刀流】
令和5年7月20日放送 テレビ東京
村上龍 小池栄子
小泉さんは、潜在的なニーズを見つける力が武器として活かされています。
彼は、体組成計のような商品を卸しているだけでなく、メーカーとしても活動しています。
TOTOやティファールなど、国内外の160社に卸しており、多くのメーカーが彼を頼るのは、彼が消費者のニーズを的確に把握しているからです。
例えば、ネスレのコーヒーメーカーの隣には、ブリタの浄水器が陳列されています。
彼は、コーヒーにこだわる人は水にもこだわるはずだと考えたのでしょう。
また、ソーダストリームの炭酸水メーカーの隣には、ティファールの炊飯器が置かれています。
彼は、SNSで炭酸水でご飯を炊くと美味しいという投稿を素早く把握し、それに合わせて商品を陳列しました。
小泉さんのこうした発想や行動力は素晴らしいと思います。
彼の能力によって、多くのメーカーや消費者が恩恵を受けていることでしょう。