カンブリア宮殿【全国制覇を実現させたコメダ珈琲店の新戦略】
2020年12月3日放送 テレビ東京
村上龍 小池栄子
この番組の内容を聞いていて、私は驚きました。
コメダ珈琲店のFCオーナーを目指す田中敬吾さんが、他のチェーンよりも長い研修期間を受けるということになっているんですね。
最短でも3カ月もの期間を研修に費やすというのは、なかなか珍しいことだと思います。
また、番組ではコメダ珈琲店の社長である臼井氏のインタビューが紹介されていました。
彼は常に企業と消費者がせめぎ合っていると話し、新しい付加価値を磨かなければ消費者に飽きられてしまうという危機感を持っているそうです。
ナイキやセガなども同じく、一本調子ではなく常に工夫を加えなければならないという言葉に、彼の考え方の鋭さを感じました。
田中敬吾さんは以前はマクドナルドの店長の経験もあるとのことで、一度は既存のチェーン店で働いていたのにも関わらず、脱サラしてFCオーナーを目指すという勇気を持っている姿勢に感心しました。
番組の内容からは、企業と消費者の関係性や新規参入者の姿勢について考えさせられることがたくさんありました。
経験豊かな人でも、新しい挑戦をするためには研修を受ける必要があるということを改めて実感しました。
