カンブリア宮殿 「ソースネクスト社長 松田憲幸の経営哲学」

カンブリア宮殿シリーズ企画 「次世代ビジネスの挑戦者たち(1)」

2020年1月9日放送  テレビ東京
村上龍 小池栄子 松田憲幸

ソースネクストのポケトークについての情報は興味深いですね。
村上龍さんが適当な日本語でもちゃんとした構文で翻訳してくれると言っているのは、ポケトークの翻訳機能の高さを示唆しています。
また、小池栄子さんがポケトークを使ってイタリア人と対話をする姿を見せていたというのも興味深いです。

しかし、渋谷で行われた外国人観光客へのポケトークの取材結果では、固有名詞の翻訳がうまくいかなかったり、ニュアンスが変わってしまうことがあったようです。
これはポケトークの翻訳機能の課題と言えるかもしれません。
一方、松田社長はポケトークについて、「固有名詞などは全てをサポートするのが難しいが、AIがどんどん賢くなっていくため、将来的には可能になるかもしれない」と語っています。

ポケトーククラウド上で翻訳を行っているため、そのアップデートによって翻訳の精度が向上する可能性があるとのことです。
テレビ番組では、村上龍さんがソースネクストだけが成功しているIT企業だと評価していたようです。
松田社長も「ウォークマンが一つのモデル、製品なら国境を超えられると思っていた」と語っており、ポケトークのような製品が異文化間のコミュニケーションを促進する可能性を感じさせます。

ポケトークはまだ課題があるようですが、次第に進化していくAI技術を活用している製品として注目されるでしょう。
固有名詞の翻訳やニュアンスの再現などの改善が進むと、より多くの人々が利用することができるかもしれません。