カンブリア宮殿 「ノーベル賞社員の秘密!商品開発の最強黒子とは?」

カンブリア宮殿【コロナに挑んだ100年のものづくり!】島津製作所テルモ特別版

2020年6月18日放送  テレビ東京
村上龍 小池栄子

この番組は、島津製作所という企業の紹介をしています。
島津製作所は、ノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんをはじめとする研究者たちが、商品開発に欠かせない計測機器を製造していることが特徴です。
彼らは見えないものを見える形にし、計れないものを計れるマシンを開発することでやりがいを感じています。

番組では、島津製作所の製品がアサヒスーパードライやシャワーヘッドの開発に活用されていることも紹介されています。
特に、島津製作所の分析機を使用することで、ビールの味やシャワーヘッドの設計に微妙な変化をもたらすことができるそうです。
また、番組では島津製作所の会長である中本晃さんのエピソードも取り上げられています。

彼もまた、成分分析機を使ってスーパードライの開発に貢献しました。
島津製作所は、彼のリーダーシップのもとで年商3800億円を達成するまで成長しました。
さらに、番組では島津製作所の歴史や起源も紹介されています。

島津源蔵という人物が、江戸末期に仏具を製造していたことから始まった企業であり、初めて手掛けた商品は子どもたちの科学実験器具だったそうです。
そして、番組では島津製作所が医療分野にも進出していることが紹介されています。
特に、X線装置の開発に取り組んだことが大きく取り上げられています。

このX線装置は、新型コロナウイルスの診断に大いに活用され、短時間で肺炎の診断ができると紹介されています。
その結果、島津製作所は世界中の医療現場から注文を受け、国内の工場で急ピッチで生産が進められているとのことです。
この番組を見ると、島津製作所は長い歴史と技術力を持つ企業であり、さまざまな分野で最先端の製品を開発していることがわかります。

その取り組みが社会に大きな影響を与えていることも感じられました。