カンブリア宮殿SP【テレ東経済WEEK グローバルの終焉、ローカルの覚醒】
2022年11月10日放送 テレビ東京
村上龍 小池栄子
この番組の内容について感想を述べます。
まず、近江八幡という8万人の町で、ラ・コリーナ近江八幡という場所があります。
この場所には山本さんの秘密の場所があるということですが、その場所では普通の草木を育てているだけではなく、近隣の草花を栽培して寄植えを作っているそうです。
そして、その寄植えは都市部の店に送られて、新たな季節を感じるものに植え替えられるとのことです。
地方の資源を活かした独自の戦略で生き残ってきたというのは素晴らしいですね。
また、最大のピンチとして挙げられているのがコロナだったようです。
デパ地下とラコリーナの売り場が閉鎖され、販売する場所がなくなったとのことですが、山本さんたちはコンビニやスーパーで販売を始め、ドライブスルーも作って苦境を乗り越えたそうです。
コロナによる影響は多くの企業や店舗にとって大変なものでしたが、彼らは柔軟に対応し、新たな販路を開拓することで乗り切ったのは素晴らしいです。
山本さんが2020年のゴールデンウィーク前後が一番厳しかったと語っているところが印象的です。
農家にも迷惑をかけず、お菓子を作り続けるために通販やコンビニエンスストアなど、さまざまなネットワークを活用して販売チャネルを確保したそうです。
このような努力と工夫は本当に頼もしいですね。
そして、山本さんがコロナを受けて考え方が変わったと話している部分が印象深いです。
忙しくしていた中で、自然の音を聞きながら学ぶ時間ができたことで気づきがあったようです。
自然と向き合い、学ぶことで新たな価値観や考え方が生まれることは大切ですね。
番組を通じて、山本さんたちの地方での活動や苦境を乗り越える姿勢に感銘を受けました。
地方でも独自のアイデアや工夫次第で、成功を収めることができることを改めて実感しました。
