カンブリア宮殿 「北の魚を救え!ニッポン漁業の価値向上術」

カンブリア宮殿魚を知り尽くした男の“儲かる”漁業!

2014年10月2日放送  テレビ東京
村上龍 小池栄子 鷹松募

このテレビ番組の内容を聞いて、私はいくつかの感想を持ちました。
まず、北海道・えりも町で行われているサケ漁の話はとても興味深いです。
イクラは高値で取引される一方で、残った身は加工用として安値で取引されているということは、漁業の課題の一つである資源の有効活用の問題を感じます。

ヤマトグループの鷹松代表が付加価値を見出すために活動している姿勢に感銘を受けました。
アルコールを使用する液体冷凍装置を使って天然サケを冷凍し、寄生虫を殺すことで新鮮な状態を保ちつつ、昆布締めを施すことで美味しさを引き出しているとのことです。
これによって、評価されていない魚にも少しでも付加価値をつけていこうという鷹松代表の姿勢には、日本の漁業の将来に希望を感じます。

また、テレビ番組が試食の様子を伝えた部分も興味深いですね。
解凍した天然サケの刺し身が身に締まりがあり、歯ごたえも抜群だったという評判は、その付加価値がきちんと伝わっていることを示しています。
私はこのような試みを通じて、ニッポンの漁業が救われる一歩になることを願っています。

漁業の資源の有効活用や付加価値の創出は、地域経済の活性化や持続可能な漁業の実現につながるでしょう。