カンブリア宮殿 「コストコ舞台裏:激安実現の秘密!」

カンブリア宮殿安さ爆発の買い物天国!大人気“コストコ”の全貌!

2017年9月7日放送  テレビ東京
村上龍 小池栄子

コストコがなぜ激安を実現できているのか、興味深い情報ですね。
コストコは、メーカーから直接商品を仕入れることで、仲卸業者を排除しコスト削減を実現しています。
また、コストコ専用の商品を開発し、梱包もコストコ仕様になっているそうです。

物流センターも兵庫・三木市にあり、メーカーからの商品が集められています。
その広さは4つのサッカーフィールド分にも相当するほどです。
出荷時には商品の種類に関わらず統一されたパレットで運ばれるため、作業がスムーズに進められるとのことです。

さらに驚いたのは、コンサルタント坂口孝則氏の話です。
彼によると、コストコ仕入原価は売り上げの9割を占め、人件費や間接費を差し引いた利益は1%未満だそうです。
例えば、12万3800円の商品の利益はわずか1015円とのことです。

コストコは会員制であり、会員数は8890万人にも達しています。
その年会費が利益の源となっているのです。
このように、物流コストの削減と会員制のビジネスモデルが、コストコの低価格販売を可能にしているのです。

テレビ番組でこのような情報を紹介していたということは、一般の人々にもコストコの経営戦略が知られる機会が増えてきていると感じました。
コストコの激安な価格設定は、その裏側にある効率的な仕組みと経営戦略が支えているということがよく分かりました。