カンブリア宮殿 「北海道のコロナ禍での独自な観光地対策」

カンブリア宮殿【コロナ危機に立ち向かう北海道!地方復活のヒントを探る】

2020年10月8日放送  テレビ東京
村上龍 小池栄子

北海道の観光地が、コロナ禍で困難な状況に直面していることが伝えられていました。
しかし、この報道では、北海道が独自の施策を行っていることが紹介されています。
その一つが、都道府県のアンテナショップで人気ナンバー1となっている北海道どさんこプラザです。

この店では、北海道産の商品が1200種類以上取り扱われており、特にマルセイバターサンドが大人気とのことです。
また、どさんこ商品券を使うと、5000円で7000円分の買い物ができるそうです。
これは、北海道庁が売り上げの回復を図るために導入した割引策だと報じられています。

さらに、北海道の支笏湖も盛況な様子が伝えられています。
この観光地では、いち早く賑わいが戻り、旅行客のほぼ100%が北海道民だったとのことです。
北海道民が道内旅行で利用できる割引キャンペーン「どうみん割」が行われ、カヤック体験などが3000円安くなるそうです。

春先には客数が9割減まで落ち込んだとのことですが、8月にはほぼ例年通りの客数に回復したと報じられています。
また、しこつ湖鶴雅リゾートスパ水の謌では「どうみん割」で1万円割引になる特典もあるようです。
これらの取り組みは、コロナ禍で観光業に大きな影響が出ている中で、北海道が自主的に施策を行っていることを示しています。

観光客の回復を促すために、割引やイベントなどの手法が積極的に取り入れられていることは素晴らしいと思います。
北海道の魅力を再発見し、地元の経済を活性化させる一助になることを願っています。