カンブリア宮殿ミシュランも認めた！人気の“地方発掘系”居酒屋とは
2017年4月27日放送 テレビ東京
村上龍 小池栄子
『全国の自治体が注目している！人口3300人の群馬県川場村にある地方創生のご当地酒場を訪れたファンファンクションの合掌智宏社長が、村長と会談しました。
村長は川場村の食材をプロモーションしてもらい、その結果が経済的な成果につながれば、農家の後継者問題も解消できると熱心に訴えました。
しかし、合掌社長は軽々しく約束することはできないと述べ、出店することによって地元の人々の失望した顔を想像するという理由で慎重な姿勢を示しました。
合掌智宏社長は、自治体公認のアンテナショップ型居酒屋を作り上げた実績を持ち、2005年には東京の八重洲に「ホルモン酒場合掌」を開業しました。
4年間で東京に3店舗を展開していた彼は、幼馴染から送られてきた北海道・八雲町の食材の美味しさに感銘を受けました。
築地市場で手に入ると思っていた北海道産のホタテがなかったことに逆にチャンスを見出し、八雲町に赴き、同町の美味しい食材を提供し、町をPRするための居酒屋を開業することを提案しました。
荻本和男氏という役場の人物が手を差し伸べてくれ、町のブランド化を図りたいとの思いから支援をしてくれたそうです。
合掌氏は川代義夫前町長と交渉を重ね、合意を得ることに成功し、2009年には「北海道八雲町」というアンテナ型居酒屋の初号店をオープンさせました。
東京・日本橋にある「カキ酒場 北海道厚岸」は、2017年のミシュランガイド東京でビブグルマンとして取り上げられています。
この店の名物は一年中出荷できる厚岸産のカキで、厚岸町の人口は9800人です。
ファンファンクションではスタッフが現地で研修を受けて食材の知識を身に着ける取り組みが行われており、厚岸町も訪れました。
彼らは船に乗り込み、ブランドカキ「マルえもん」の生産現場を視察しました。
』 以上、番組の内容についての感想でした。
