カンブリア宮殿 ワクワクお掃除グッズでおうちをピカピカに!

カンブリア宮殿【殺虫剤メーカーからの脱却!日用品でヒット連発の快進撃】

2022年3月3日放送  テレビ東京
村上龍 小池栄子

「らくハピ マッハ泡バブルーン」や「らくハピ いれるだけバブルーン」、そして「らくハピお風呂カビーヌ」といったアース製薬のお掃除グッズは、コロナ禍のおうち時間で人気を集めているようですね。
特に、「らくハピ マッハ泡バブルーン」は洗面台の排水管の汚れを泡の力で綺麗にしてくれるという画期的なアイテムで、その泡と汚れが飛び出す様子がSNSで話題になりました。
また、「らくハピ いれるだけバブルーン」はトイレの汚れを泡で落としてくれるので、トイレの掃除が不要になるという便利さが人気です。

さらに、「らくハピお風呂カビーヌ」はお風呂に置いたままでカビを綺麗にしてくれるそうです。
アース製薬は、一部では殺虫剤のイメージがありますが、実は日用品の製造も手がけています。
無視ケア用品の売り上げは以前は約9割でしたが、今では日用品が5割以上を占めるようになっています。

入浴剤では、バスロマンや温泡などが人気です。
また、アース製薬は2012年にバスクリンを買収し、日本の名湯シリーズなどの入浴剤も展開しています。
さらに、アース製薬はエアコン洗浄スプレー「らくハピ エアコン洗浄スプレー」も販売しており、これによってフィルター奥の掃除も簡単に行えるそうです。

この商品は1億本以上も売り上げています。
また、モンダミンアース製薬を使用しているそうです。
アース製薬の本社は千代田区にあり、創業は1892年です。

現在の社員数は1417人で、マーケティング部門では商品別に購買層や店舗のデータを分析しているそうです。
社長は川端克宜氏で、アース製薬は1970年に大塚グループに入り、その後川端氏が社長に就任しました。
川端氏は消費者目線を大切にし、マーケティング部門を作るなどの施策を行ったことで、商品の幅が広がり新たな顧客を獲得できたそうです。

アース製薬のチャレンジ精神が様々な変革につながっているようです。
アース製薬の研究所では、88人の研究員が独自の研究・開発を行っているとのことです。